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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
※このお話は、はるか昔に書いた、第一話の続きです。
「パスポート、探さんにゃいけんね。どこにやったかね。」
「東京に行くのにパスポートはいらんよ!」
こんなやり取りをしながら、昨年の秋、93才のばあちゃんと一時帰省していた私は、東京に飛んだ。
20数年ぶりの里帰りとあって、前日の夜は興奮のあまり寝れなかったというばあちゃん。
飛行機に乗ったら卒倒するんじゃなかろうか。とビクビクしながらも、しっかり手を握りしめ、一時間後、羽田空港に到着。
現地の天候は雨。
一泊目は、私の家だ。
ばあちゃんは、ずっと私の暮らしを見たかったと言う。
部屋を見渡して一言。
「思ったより、ちゃんと生活しとるんじゃね。」
・・・どんな暮らしを想像していたんだろう・・・。
二人でお風呂に入ったとき、入れ歯を外した口を横に広げ、にっこりと子どものように笑ったばあちゃんの顔が忘れられない。
次の日、ばあちゃんのお姉さんのお通夜へ。
浦島太郎状態で帰る故郷と、久々に会う親族。
ばあちゃんは、心なしか緊張していた。
会場につくと、待合室から「貞子おばさん?!」という声が。
「さーちゃん!」
ばあちゃんの兄弟とその家族も出てきた。
まさか、93のご老体が、広島から東京までやってくるとは誰も思わなかったのだろう。
ありがとうありがとうと歓迎された。
ばあちゃんの兄弟姉妹、みんな顔が似ていて、それは当たり前のことだけど、家にいる「ばあちゃん」という姿しか見ていない私にとって、血を分けあった人たちの中にいる「さーちゃん」と呼ばれる存在は、とても不思議だった。
ばあちゃんは「ばあちゃん」になるまで、私と同じ年を経験し、成長したひとりの女性だったんだと気づいたとき、あぁ人生ってこういう時間軸の中にあるんだな、と思った。
亡くなったお姉さんは96歳。
俗に言う大往生、というやつだ。
みんな泣いたけど、不思議とその死は優しくやわらかだった。
「東京は遠いしね、体力持つかわからんかったけ、行くまぁ思いよったけど、あんたが後押ししてくれて良かったわ。ありがとう。」
生まれて初めて、ばば孝行した瞬間だ。
私がばあちゃんの年齢になるまで、まだ途方もない時間がある。
自分が終わりを迎えるときに、一生懸命生きてた時間はきっとキラキラした思い出に姿を変えているんだろう。
気づかせてくれたばあちゃんとお姉さんに、私の方こそありがとう。
後悔しないような生き方をしたいなぁと、切に思った帰路であった。
終
Private | 2011.01.29 ( Saturday ) 06:31 PM
金沢から東京に戻り、夜は新しいビジネス立ち上げの打ち合わせ。
勉強しなくちゃいけないことだらけ。
がんばらなくちゃ。
新宿のお店に、女子会プランでコースを頼んだら、デザート食べ放題の前にハニートーストが一斤出てきました・・・。
前菜からメインまで食べた後の、スイーツてんこ盛り攻撃。
これで3000円は、お得かも。
Private | 2011.01.24 ( Monday ) 11:16 PM
水仙ランドで、運良く創作和太鼓ライブが見れました。
どこかの観光ツアーのオプションに便乗させていただいた形です。
演奏は、地元青年団の方々だそうですが、とってもエネルギッシュでクオリティ高くて、格好良かった!
ビバ伝統芸能!
Travel | 2011.01.23 ( Sunday ) 04:17 PM
なんとなく立ち寄ってみたら、重要文化財でした。
こじんまりしてるけど、とってもいいお城!
柴田勝家の甥が作ったそうです。
歴史資料館も土着的でよかった!
Travel | 2011.01.23 ( Sunday ) 02:18 PM
のど黒ってお寿司が、とろけた。
某か●ぱエクスプレスみたいなのが店内を走っている地元のお寿司屋さんです。
Travel | 2011.01.22 ( Saturday ) 08:12 PM