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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
2013年12月19日より新しいブログがスタートいたしました!新しいURLはhttp://kubotaryoko.com/diaryとなります。
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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
前日、足摺岬往復という無茶スケジュールを敢行したのには訳がありました。
今日、当初予定していた西周りルートで見たかったスポットを、お世話になった宿のご夫婦が、車で連れて行って下さることになっていたのです!
なので、5日目は
午前中、唐人駄場、竜串海岸などを観光
→午後から打ち戻り10km
という足休めの日でした。
唐人駄場はずっと行ってみたかった場所だったので、現地に着いてから感動しっぱなしでした。
日本のストーンサークルと言われているエリアで、巨大な岩がゴロゴロあります。
写真は岩の天辺で撮ったもの。
竜串海岸も、雨の中歩きました。
海に突き出ている奇岩群が素晴らしかったです。
あと、名前を忘れてしまったけれど、海に続く岩の上に道が通っていて、赤い祠が突き当たりにあり、そこで年に一度、妻たちが漁業をする旦那の無事を祈願し宴会を行う場所にも行きました。
どれも、昔からそこに存在する自然や文化なんだなと思うと、自分の生きている時間は瞬きのようなものだなぁと感じました。
帰り道、今年7月に亡くなられたという奥さまのお母さまの実家にお線香をあげに立ち寄りました。
亡くなられた日のままの日めくりカレンダーや、タンスに貼ってある覚え書きメモ、年賀状の束を見ていると胸があつくなりました。
「東京にいたころは、死なんて遠い存在だけど、こっちに帰ってきたらお葬式が本当に多くて、私も還暦ですけど、あぁ、こうやって自分の死に対してゆっくり準備していくんだなって思うのよ。」と、奥さんは言います。
人間が生きて死んでいくこと。たくさんの生死を静かに見守り続ける自然。
いつも当たり前に自分の横にあるけれど、なかなか目を向けられないことを見れた日でした。
お遍路の旅 | 2010.10.08 ( Friday ) 09:51 PM
途中で見た恐ろしい魚デス。
ラジオ内で今日の出来事は話さなかったので、ネタバレにはならないな。
日記、この後アップします!
お遍路の旅 | 2010.10.08 ( Friday ) 09:47 PM
この日のスケジュール。
朝5時過ぎに起きて大岐海岸で朝日を見る
↓
足摺岬へ
↓
打ち戻って大岐へ
大岐のご夫婦がもう一日泊まればと仰って下さったので、当初予定していた月山神社経由の西周りルートをやめて、打ち戻りルートで進んでいくことを決めた4日目。
大きな荷物を置かせて頂き、朝8時に出発。
足摺岬への道は海岸沿いをひたすら歩きます。
日の光によって海が色んな色に変化して綺麗です。
お昼、金剛福寺に到着。
後半戦の初札所。
4日歩いてやっと頂いた御朱印。
嬉しかったー!
その後、白山洞門を見たり、展望台に行ったりして四国最南端の景色を堪能し、元来た道を戻りました。
実に往復約30キロオーバーな道のりです。
この30キロという数字、軽く見ていました。
17時になってもまだ宿の10キロ前地点。
だんだん焦り始めます。
「暗くなる前にこの場所から抜け出したい!早く帰りたい!」と、焦りスイッチが入った瞬間、身体の疲れも痛みも忘れて無心で歩いていました。
人間の身体って不思議です。
大岐に着いたら飼い猫とワンチャンが迎えてくれ、緊張が一気にほぐれました。
お風呂に入り、倒れるように就寝。
★今夜はネットラジオ収録http://www.create-root.com/radio/があるそうなので、これから二日間、ブログとつぶやきをお休みします。
お遍路の旅 | 2010.10.08 ( Friday ) 08:28 AM
歩いて4日、やっと後半戦の初札所、金剛福寺に着きました(泣)長かったー!
足摺岬は四国最南端。
日本人初の帰国子女、ジョン万次郎像があります。
この場所は、補陀洛東門と言って、インドの聖地の入り口東門になるよう天皇の勅命で弘法大師さんがお寺を作ったそうで。
ここから浄土にたどり着くと信じ、小さな舟で漕ぎ出すお坊さんが何人もいたとか。
海、灯台が綺麗です。
晴れた時に着けてよかった。
お遍路の旅 | 2010.10.07 ( Thursday ) 01:18 PM
海を見てベンチで休んでいたら通りすがりのおばあちゃんが『茶玉』という飴をくださった。
足摺岬まであと10キロ。
お遍路の旅 | 2010.10.07 ( Thursday ) 09:55 AM
3日目は四万十川にかかる橋からスタートし、長いトンネルを抜けて真念庵経由で大岐まで歩きました。
大岐は国立公園に指定されている大岐浜がある場所。
1日目の窪川行きの列車で、たまたま隣の席に座られていた奥様がこの場所で宿を提供してくださるということで、初めましてなのに親戚に会いに行く感覚で向かいました。
だんだん痛くなってくる足を前に進めて、夕方に到着。
広い農場に囲まれたお家で、ご夫婦でにこにこ迎えてくださいました。
旦那様は、私が来るのをとっても楽しみにしていたらしく、お酒を大量に購入済み。
あぁ、呑めなくて申し訳ない!
夕ご飯も、イノシシ味噌汁やら、とれたてのサバのお刺身やら、とろろオクラやらを頂き、久々の手料理に感動しっぱなし。
お風呂の湯船にバスクリンが入っていたのも感動でした。
お二人は東京からの移住者で、定年後この土地に移り住んだのだとか。
ここの風習について教えてもらったのですが、地区でお葬式があった夜は、死者の服一枚を外に干して、他のお家は夜に衣類を出してはいけないそうです。
そんなわけで、私の服たちは、慌てて室内に入れられましたとさ。
この日歩いた距離26km。歩数約35000歩。
お遍路の旅 | 2010.10.07 ( Thursday ) 06:47 AM
朝日が海のど真ん中から出てきました。
気持ちいい朝です!
今日はついに足摺岬へ!
お遍路の旅 | 2010.10.07 ( Thursday ) 06:12 AM
何かを買うと、お接待でお茶のペットボトルも頂ける。お遍路さんに優しいコンビニ、スリーエフ(※お茶のお接待は高知エリアのみ)。
お遍路の旅 | 2010.10.06 ( Wednesday ) 01:20 PM