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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
2013年12月19日より新しいブログがスタートいたしました!新しいURLはhttp://kubotaryoko.com/diaryとなります。
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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
この日のルート
八代生食堂→お接待所坂本屋→46番浄瑠璃寺→47番八坂寺→48番西林寺→49番浄土寺→50番繁多寺→51番石手寺→道後あい(素泊まり2000円。管理人の方はとっても丁寧で繁華街へのアクセスも良く◎。道後温泉本館の割引券も下さいます。)
1日にお寺を6寺巡る忙しい日。
久万高原町を抜ける峠でオランダから来ているという女性お遍路さんと会話。
自分の英語力がかなり落ちていて、ヘこむ。が、土日限定でお接待をしている坂本屋さん(峠にある元遍路宿築100年の旧家)で再会し、お接待人のおじいちゃんの通訳が出来て、少し挽回(?)。
東京に帰ったら英語を学び直そうと心に決めました。
48番札所で昨夜の峠越えの恩人、北海道の野宿お遍路さんがいて、「昨日は助かりましたー!」と声をかける。
彼は東屋で野宿したそうで、朝は寒くて目が覚めたそうな。
確かに、久万高原の朝は冬並に寒かった。。
しばらく一緒に歩く。
この日最後の51番札所石手寺は、とってもサイケデリックなお寺で洞窟もあって面白かった。
そして、山を越えると一気に華やかなエリアへ。
迎えてくれたのは道後温泉入り口にあるからくり時計。ちょうど30分に一度のカラクリの最中。
大正ロマンな格好をした人や浴衣を着ている人が闊歩。遍路服もここだと目立たず自然に景色に溶け込みます。
宿に荷物を置いて、いざ3000年の歴史を誇る温泉へ!
聖徳太子も入ったんですって!神さま時代に白鷺が足を治したんですって!
湯治は本当にあると、お遍路をしていて何度も実感しているけど、もう、何度でも言いましょう。
至福!の、一言!!
写真は道後温泉本館三階、坊ちゃんの間から街を撮った図。
観光もして、なぜか夕飯は外食でラーメンを食べ、ぐっすり就寝。
お遍路の旅 | 2010.10.17 ( Sunday ) 09:04 PM
この日のルート
ふじや旅館→峠を回避し380号線を進む→善根宿八代生食堂さん(素泊まり2500円。部屋にバストイレ完備、寝具はソファーベッド)に車で迎えにきてもらい、大きい荷物を宿に置く。ランチをご馳走になる。→44番大宝寺→45番岩屋寺。
朝6時に宿を出て、泊まりの宿に帰ったのが19時過ぎ。真っ暗です。
正直、計算外でした。。
「若い人たちはみんな一日で44、45番を打ってるからあなたも大丈夫よ。」と言う前日の宿の女将さんの言葉になんの疑問を持たず、距離も計算せず出発したのがいけなかった・・・。
久保田予想→30キロくらい
実際→50キロくらい
夕方、景色が七国山のメイちゃ〜ん((c)となりのトトロ)状態になり始めた時「こういう体験も話のネタになるなー。」なんて、のんきに写真を撮りながら歩いていたら、ある時間を境になんにも見えなくなる事態に!!
車は横をビュンビュン通るし、いくら白い遍路服を着ているとは言え、かなり危険な状態に。
これはいかん!
焦りながら歩いていると、前方にチカチカ光が。
あれは、人だ!
ベッドライトをつけている!
一緒に歩いてもらおう!
二人の距離はかなりあいていたにもかかわらず、久保田、全速力で追いつく。
向こうにしてみれば峠の暗闇の中、お遍路が鬼気迫る顔で追いかけてきたのだから正直怖かったのではないかと思います。
ベッドライトの方は北海道から来られている野宿派の男性お遍路さんでした。
町にあるコンビニまで話しながら下っていき、感謝の言葉を述べてお札を交換して別れました。
コンビニから宿までがまた長くて(泣)、到着したら宿のおじさんにつかまって一時間くらいインターネット講座をするハメになるし、大変でございました。
この様子は、その日収録されたラジオで聞けるかと思います。http://create-root.com/radio/
岩屋寺、もう少しゆっくり見たかったな〜。
お遍路の旅 | 2010.10.17 ( Sunday ) 06:25 PM
おはようございます!
日記が二日も書けずですみません。
今朝は山頭火一草庵を見て、松山城まで登ってきました!
これからお寺を二つ打ちます!
お遍路の旅 | 2010.10.17 ( Sunday ) 08:09 AM
写真は道後温泉にあるカラクリ時計です!
いまから千と千尋のモデルにもなった温泉本館に突入します!
お遍路の旅 | 2010.10.16 ( Saturday ) 05:08 PM
昨日は疲れ果ててブログ書けなかった。。
今夜書きます!
今日も峠越えてます!
松山市がみえたぞー!
お遍路の旅 | 2010.10.16 ( Saturday ) 07:57 AM
大きな岩の真下に建物があり、一部は岩にめり込んでて素晴らしかった!
さあ、あとは宿に戻るだけだけど、あと11キロってことは、山の中で日暮れを迎えるな。。
お遍路の旅 | 2010.10.15 ( Friday ) 04:26 PM
只今久万高原町にある遍路休憩所で朝ご飯中。
起きて歩いて三時間。
あと10キロくらいはありそうです。
標高が高いだけあって、足を止めると寒いぞ!
お遍路の旅 | 2010.10.15 ( Friday ) 09:16 AM
この日のルート。
大洲のときわ旅館(素泊まり4000円。お遍路サポートグッツを頂けます。かなり助かりました。)→十夜ヶ橋→内子観光→旧小田町のふじや旅館(素泊まり4000円)
十夜ヶ橋では、川に蠢く大量の鯉にびっくりし、内子町では内子座や、保存されている町並みを見ながら歩きました。
とある地元名産品のお店では、お遍路中継ラジオの視聴者プレゼントを提供していただきましたよ。
名産品はなにか、ご存知の方もいらっしゃるかな?
次回のラジオで明かされます。
お昼は道の駅内子フレッシュパークからりでパンを購入。
この道の駅以降、しばらくお店がないとのことで多めに買いました。
そして旧小田町までの長い道のり。
三日前から宿が一緒の、私の父親と年齢が近いおじさまと、うさぎとかめ状態で励まし合いながら進みました。
元は会社の代表取締役だったというおじさま。
何回か顔を会わせるうちに少年のようになっていきました。
「お!ここにおったんじゃ。さっきあそこの柿販売所でサボっちょったんよ。お接待でいっぱいもろうたけ、あげるわ。二つくらいならもてるじゃろう。」
「ほんまー、ありがと。おじちゃん。今日はどこまで歩くん?」
「おじさん、今日は無理せんようにしたけ、もう少しで宿よ。」
肩書きも年齢もなくなると、人って『自然』になるんですね。
居心地が、良い。
夕方5時。予定より一時間オーバーで宿着。
小田にある道の駅で夜ご飯を購入。
ここの名産は小田うどん。うどんをちぢみにしたものがあったので食べてみることに。
部屋でくつろいでいると、素泊まりの私を気遣い、女将さんが「これ、良かったら家で作ってるものだからどうぞ」と何かをくださった。
あれ!これ、道の駅で私が購入した小田うどんちぢみじゃないですか(笑)
ここで作ってたんですね!
夜、お隣の部屋に滞在中の米に字を書くベテランお遍路おじいさんと会話し、近所の神社で行われている神事の音を聞きながら就寝。
お遍路の旅 | 2010.10.15 ( Friday ) 04:59 AM