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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
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久保田涼子のブログ。自転車の旅日記もあります。
写真に写っている山越え中。
今日は日中27度まであがるそうで、秋とは思えない陽気。
昨夜泊まった民宿磯屋さん、お母さんがすごくいい人でした!
宿入りが遅くなった私を探してくださったり、朝は梨を差し入れてくださったり、お茶を2本持たせてくださったり、道路に出て見送ってくださったり。
素泊まり3500円です。
歩きお遍路さん、是非利用してください。
今日は津島町まで歩きます。
お遍路の旅 | 2010.10.11 ( Monday ) 09:31 AM
今も、鈴虫の声に紛れてお囃子の音が聞こえています。
今日は至る所でお祭り風景を見ました。
お神輿軍団が通り過ぎたと思ったら、ちびっ子お相撲隊がシコふんでいて、川辺にステージと出店があったり、商店街に万国旗がピラピラ風に靡いていたり。
平日に比べて、人が沢山外に出ているのが嬉しい。
子供たちからも元気を貰っています。
旅に出て一週間。
身体の具合△
距離の進み具合○
出会い◎
1日を時間割にすると
1限目から体育、宗教、日本史、体育、宗教、補習:体育を毎日繰り返しています。
今日は39番札所、延光寺を朝一番で打ってから、松尾峠を越えて愛媛入りし、40番札所、観自在寺まで来ました。
「愛媛は山ばかり」と聞いていて、どんなものかと思っていたら、国に入るところから山だった!
明日も今日より高い山らしい!
足はなんとか前に動いています。
次の問題は、背中に背負っているリュックのおかげで腰回りの汗疹問題!
ズタボロになった私を癒してくれたのは、川辺に広がるすすきの波でした。
お遍路の旅 | 2010.10.10 ( Sunday ) 08:26 PM
40番に向けて歩いています!
山の中に「その時がきたらやる、ではなにも成し得ない」と札がぶら下がっていてなるほどと思いました。
足は昨日よりかは幾分マシ!
お遍路の旅 | 2010.10.10 ( Sunday ) 08:26 AM
右足の調子が悪い!
第三者が見たら足を引き摺って歩いているように見えるかも!
一歩前に進むと激痛が走ります。
このマメ、どうにか早く治せないものか。
おまけに雨です。
休める場所が限られるのでひたすら歩いて・・・車も人も通らない道を一人、ひたすら歩いて・・・今日は、かなり、疲れました。
ルートは下ノ加江〜三原経由で平田までの35キロコース。
昨夜の宿は安宿という場所。素泊まり4000円。食堂を経営されている場所なので、ご飯はプラス500円らしいです。
今日の宿は鶴の家旅館。素泊まり3500円。お母様がかなりいい方。アメニティも充実しています。
お部屋も広々きれい。
明日は愛南町まで歩きたい。
起きたら足が治ってますように。
お遍路の旅 | 2010.10.09 ( Saturday ) 07:36 PM
今朝、右足が痛くて起きたら、かかと付近のマメが熱を持って腫れていました。
あー、やっちゃった。
歩くとかなり痛かったけれど、今日はどうしても延光寺まで歩きたい。
雨もかなり降っています。
これも修行だ!
あと17キロ歩くぞ。
お遍路の旅 | 2010.10.09 ( Saturday ) 09:14 AM
前日、足摺岬往復という無茶スケジュールを敢行したのには訳がありました。
今日、当初予定していた西周りルートで見たかったスポットを、お世話になった宿のご夫婦が、車で連れて行って下さることになっていたのです!
なので、5日目は
午前中、唐人駄場、竜串海岸などを観光
→午後から打ち戻り10km
という足休めの日でした。
唐人駄場はずっと行ってみたかった場所だったので、現地に着いてから感動しっぱなしでした。
日本のストーンサークルと言われているエリアで、巨大な岩がゴロゴロあります。
写真は岩の天辺で撮ったもの。
竜串海岸も、雨の中歩きました。
海に突き出ている奇岩群が素晴らしかったです。
あと、名前を忘れてしまったけれど、海に続く岩の上に道が通っていて、赤い祠が突き当たりにあり、そこで年に一度、妻たちが漁業をする旦那の無事を祈願し宴会を行う場所にも行きました。
どれも、昔からそこに存在する自然や文化なんだなと思うと、自分の生きている時間は瞬きのようなものだなぁと感じました。
帰り道、今年7月に亡くなられたという奥さまのお母さまの実家にお線香をあげに立ち寄りました。
亡くなられた日のままの日めくりカレンダーや、タンスに貼ってある覚え書きメモ、年賀状の束を見ていると胸があつくなりました。
「東京にいたころは、死なんて遠い存在だけど、こっちに帰ってきたらお葬式が本当に多くて、私も還暦ですけど、あぁ、こうやって自分の死に対してゆっくり準備していくんだなって思うのよ。」と、奥さんは言います。
人間が生きて死んでいくこと。たくさんの生死を静かに見守り続ける自然。
いつも当たり前に自分の横にあるけれど、なかなか目を向けられないことを見れた日でした。
お遍路の旅 | 2010.10.08 ( Friday ) 09:51 PM